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お知らせ

商材開発

メディカルビッグデータを用いた傷病×医薬品の統計ダッシュボードサービスの提供を開始しました

 当社は、メディカルビッグデータの活用に携わるすべての方に向けて、独自に保有しているレセプトデータ(※)を中心としたメディカルビッグデータ「REZULT」を用い、公立大学法人横浜市立大学 五十嵐 中准教授協力のもと、傷病×医薬品の統計ダッシュボードサービス「Medicine Tiger」を開発し、2024 年4月9日よりサービス提供を開始しました。

■背景
 当社は、メディカルビッグデータを活用し、様々な大学様および企業様と共同研究を実施しています。研究活動を進める過程で、特定の傷病に対する医療用医薬品の処方パターンや特定の医薬品が処方される傷病範囲の調査にかかる研究コストが膨大であるといった課題が明らかとなりました。この研究課題を解決することで、研究コストを低減させ、リソースの効率的な活用と研究開発のスピード向上に繋げることが可能となります。
 この課題に対して、当社が保有しているメディカルビッグデータ「REZULT」より集計した統計情報を可視化し、ダッシュボードとして提供するサービス「Medicine Tiger」を開発いたしました。本サービスは BI(ビジネスインテリジェンス)ツールである「Tableau」を用いて、データの可視化を実施しております。また、本サービスは特許申請中となります。

■ 「Medicine Tiger」について
 「Medicine Tiger」は指定された傷病名(または医薬品名)に対して、処方される医薬品(または処方された医薬品に紐づく傷病)をレセプト件数から処方率(または有病率)を計算し、上位 10 種を表示します。この情報は年度、性別、年代、処方種別、エリアによる条件指定が可能となり、条件による処方の違いを一覧で確認することが可能です。また、病院と薬局で処方される医薬品の違いに注目してデータを分析することも可能となります。上記の基本機能に加え、顧客の要望に合わせて機能をカスタマイズ可能です。

サービス名:「Medicine Tiger」
提供開始日:2024 年4月9日
図    :サービスイメージ

本サービスの詳細につきましては、以下をご参照ください。
「Medicine Tiger」サイト:MedicineTiger紹介ページ – JAST Lab
「Medicine Tiger」解説動画:https://youtu.be/MhAcqfqAPiI?si=NWKroPsUxOM6wvEE

■ 顧客別ユースケース
 本サービスは、研究者様の研究活動支援以外にも業種・業界問わず様々な方々にご利用いただけます。各業界の方のユースケースは以下を想定しています。
マーケティング担当者:医薬品の処方動向、シェア率の調査等の戦略策定検討
医療機器開発担当者 :臨床試験向けフィージビリティスタディ、プロトコル検討
薬剤師       :医薬品供給停止に備えた代替医薬品の検討
医師        :併用禁忌に関する情報提供

■ キャンペーンについて
 本サービス提供開始にあたり、「Medicine Tiger」の基本機能をお試しいただける、無償トライアル版を提供します。トライアルをご希望の方は以下のサイトからお申込ください。
対象者    :法人に属している方
トライアル期間:2 週間
申込期限   :2024 年 5 月 31 日
申込サイト  :お問い合わせ – JAST Lab

■ 今後の展望
 今後は本サービスの販売を進める一方で、市場のニーズやカスタマイズ要件に対して改修を行い、顧客ごとに適したオプションサービスや機能を追加する予定です。

・本件のリリースおよび発表内容の詳細について
 ir_notice20240409.pdf (jast.jp)

・共同研究者の五十嵐先生について
 共同研究 – 五十嵐研究室 – JAST Lab

・本サービスで使用しているデータベース「REZULT」について
 データプロフィール – JAST Lab